呪いと加護を受けた姓「奇独」。奇独家の男の妻は通常より1本多い骨「骨剣」を持つ赤子を孕む。成熟した赤子は手に骨剣を持ち、母親の腹を突き破って生まれてくる。母親は必ず死に、子供は強き「挟骨者」となる。
奇独家の人々にとっては、健やかな子供を生む母親が最も偉大である。母親の魂は滅びず、「楽園」へ赴き、永遠の幸福を享受すると考えられている。そのため、奇独家に嫁いだ女は30歳までに必ず死ぬ。
両親ともに純血の奇独家の娘。冷酷な刑執行官で、裏切り者は絶対に許さない。間もなく迎える28歳の誕生日に命を捧げて奇独家の子を生まなければならない。
サーイーの幼なじみ。表面上は勝手きままな性格だが、サーイーの将来を案じており、命を捧げて子供を生まなければならないサーイーの運命を変えてあげたいと願っている。
半龍帝国の首席軍医官。奇独家の骨剣の謎を解き明かすため、半龍帝国の姫に扮して奇独王の次男に嫁ぐ。妊娠6カ月目に研究内容を持ち出し、お腹の子を取り出そうとする。